【告知】「ベップ・アート・マンス2020」出演のお知らせ

ふ凡社鈴木でございます。

突然だが、イベントの告知をする。

2021年1月16日、大分県別府で開催される「ベップ・アート・マンス2020」にて、

大分弁と楽しむオペラ『愛の妙薬』

という演目に出演することになった。

 

・ソプラノ歌手の小村朋代さん
・歌手の大田翔さん・田中俊太郎さんによる声楽ユニット「SiriuS(シリウス)
・ピアニストの古賀美代子さん

と共演する。

本業Web編集者が、プロの音楽家と同じステージに立つ。なぜこんなことになったのか、私自身もよく分かっていないが、記念すべきふ凡社初のコラボ企画である。

ノリとフィーリングで走り出した僕ら

始まりは、友人であり、このブログの企画にも何回か参加してくれている大田氏からの連絡だった。

ソプラノ歌手の小村朋代さんが、このイベントで『 ふ凡社鈴木となにか一緒に出来ないか?』って言ってるんだけど、どう?

一緒に送られてきたチラシには、「ベップ・アート・マンス2020」とあった。

 

ベップ・アート・マンスは、大分県別府市で毎年行われているアートイベント。期間中、さまざまなジャンルのアーティストが、別府市の施設を使って展示やパフォーマンスを行う企画らしい。

聞けば、小村さんは大田氏と大学時代からの付き合いで、大田氏づてにこのブログを読んでくれていたのだという。小村さんもふ凡社鈴木も大分出身ということで、今回声をかけてくれたのだ。

鈴木「つまり…コラボの打診ということ?

大田「そうw」

鈴木「嘘でしょwwwwやるやるwwww」

まさか、この「人里離れた山奥にひっそり佇む庵」みたいな当ブログに、コラボが舞い込む日がこようとは。ノリとフィーリングの二つ返事で企画がスタートした。

大分弁とオペラを融合するぜ!!!

後日、小村さん、大田氏、ふ凡社鈴木の3人で「具体的に何をやるか」の会議を開いた。

大田氏もスケジュールが合えば参加してくれるとのことで、『プロの歌手2人が出るなら、やっぱり歌うパフォーマンスがよいのでは』という話になるのは自然な流れ。

いくつか案が出る中、大分県のアートシーンを盛り上げ、地元に恩返しをするという意味も込め「大分弁とオペラを融合する企画をやる」と決まった。

選んだ演目は、イタリアの巨匠ガエターノ・ドニゼッティによる傑作「愛の妙薬」だ。

「愛の妙薬」はイタリアっ子純情ラブコメディ

「愛の妙薬の」あらすじをカンタンに紹介しよう。

主人公は、「純情」だけが取り柄のさえない男・ネモリーノ。彼は高嶺の花のお嬢様・アディーナにぞっこんだが、全く相手にしてもらえない。

ある日、ネモリーノは街の外からやってきた”怪しげな薬売り”から、飲めばモテモテになる「愛の妙薬」を購入する。

もちろん、妙薬はニセ薬なのだが、その薬を飲んだネモリーノの身の回りにどんなことが起きるか…

こんなストーリーとなっている。今で言うところの、純情ラブコメディという感じだろうか。この話をベースに、大分弁の語りをハイブリットした作品を作るのだ。

大田「僕がネモリーノ、アディーナは小村さんがやるとして。鈴木くんは、怪しげな薬売りをやってくれる?

鈴木「楽しそう!やるやる!!」

私は、大分弁の脚本作成をメインで担当する心づもりでいたが、語り役として、怪しげな薬売りのキャストもおおせつかった。舞台の経験は多くないが、「歌わなくてもダイジョウブなら、なんとかなるだろう」と思ったのだ。

それってひょっとして

しかし、続いて大田氏が発した言葉で、事態が大きく変わる。

大田「あっでも、ネモリーノの恋敵・ベルコーレ役も必要だから、田中俊太郎さんにも声掛けてみよう

小村「そうだね」

鈴木「えっ、SiriuSとして出演するってこと?

大田「そうなるね

大田氏は、バリトン歌手の田中俊太郎氏とともに、声楽ユニット「SiriuSのメンバーとして活動している。

SiriuSは、日本コロムビアの所属。日本コロムビアと言えば、朝ドラ「エール」のモチーフとしても注目されている、大手も大手のレコード会社だ。SiriuSとして出演を打診する場合、当然事務所を通す必要がある。

鈴木「もしSiriuSのお2人が出るとして」

大田・小村「うん」

鈴木「プロのソプラノ歌手、テノール歌手、バリトン歌手、ピアニストが揃うわけですよね」

大田・小村「うん」

鈴木「ふ凡社鈴木、いらなくないですか?

大田・小村「wwwそんなことないよwwww

そんなこんなを経て、無事日本コロムビアさんからのGOサインもいただき、超豪華な企画になることに相成った。本当に、人生何が起きるか分からないものだ。

しかし。現状、ふ凡社鈴木と共演者の皆さんとの間には、マリアナ海溝よりも深い経験値の差がある。

皆さんの足をくれぐれも引っ張らぬよう、私は今から1月の本番まで2か月間、「怪しげな薬売り」として生きることを誓った。

イベント概要

今回は、ひとまず告知まで。概要は以下の通り。

大分弁と楽しむオペラ『愛の妙薬』(「ベップ・アート・マンス2020」登録プログラム)

日時:2021年1月16日(土)

場所:別府ブルーバード会館 3階フレックスホール (大分県別府市北浜1丁目2-12)

時間:13:30開場、14:00開演

チケット:一般・2000円、学生・1000円

予約:tickets.tomoyokomura@gmail.com

(ふ凡社オペラ部)

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