ふ凡社鈴木でございます。
2021年1月16日に予定していた「ベップ・アート・マンス2020」での公演
「大分弁と楽しむオペラ《愛の妙薬》」
の上演を中止することになりました。
新型コロナの影響が留まることなく、出演者一同ギリギリまで判断に悩んでいましたが、今週末にも緊急事態宣言がまた発令されるかされないかというタイミングで、私含む一部の出演者が東京から大分に移動するリスクを鑑み、あえなく中止の決断と至った次第です。
本公演を楽しみにしていただいていた方々には大変申し訳ございませんが、我々としても苦渋の決断、どうかご理解いただければと存じます。
今回の公演につきましては、必ずやまた別の機会に再演しようという話になっています。
再起に向けて、引き続き水面下で大分弁マスターに向けて邁進していくつもりでございます。
コロナの少しでも早い終息と、皆さまの健勝を心よりお祈り申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ふ凡社鈴木
ということで、愛の妙薬を泣く泣く延期することになった。
本番まで限られた時間の中、メンバー一同稽古とすり合わせを丁寧に進めていたので、心から惜しい限りである。
特に、二人で会話するシーンが多い大田翔さんとは、二人で超広いカラオケのパーティールームを借りて、ソーシャルディスタンスを完璧に確保しながら隠れキリシタンのように稽古を進めていたから残念だ。
大分弁には「○○なんじゃ」という語尾が頻出するが、大田さんときたらお笑いコンビの千鳥に取りつかれたイントネーションがなかなか消えず、血のにじむ思いで最近ようやく千鳥を封印したばかりだったというのに。
ちなみに私は、「怪しげな薬売り」のビジュアルをより怪しげにするため、年明けに髪の毛をピンクがかった茶髪に変えた。公演が中止になった今、ただ髪の毛の色がピンク寄りの茶髪に変わっただけオジサンが残されたわけだ。あな口惜しや。
コロナの影響は今後も全く予想がつかず、現状再演の見通しをお伝えすることはできないが、このメンバーで再演できる日を心待ちにしつつ、ピンクがかった茶髪を誰に見られるともないまま静かに外出自粛生活に入ろうと思う。
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