どうも、ふ凡社鈴木です。
先日公開したブログ「泥棒になって『盗めるアート展』に行った話」、おかげさまで本当にたくさんの方に読んでいただくことができた。
twitterなどで拡散していただき、ありがたいことにたくさんの方から反応も頂いた。読んでくださった皆様に心から感謝申し上げたい。
この記事は
・すでに広く拡散された「開場後の様子」は、あくまで「盗めるアート展」の”一部”だと知ってほしい
・1参加者として、「こんな角度から見た盗めるアート展もあったのだ」ということを伝えたい
・1参加者として、主催者、関係者の方々への全力の感謝を伝えたい
という3本の熱をもって書いた。
一方で、「アート展に対して」とか、「他の参加者に対して」とか、「報道に対して」とか、「SNSで話題にしてる人に対して」といった、「誰かに干渉すること」を想定しなかった。
完全主観で、超自己中。言ってしまえば、小学生が夏休みの絵日記書く時のテンションである。
だから、楽しかった部分はとことん楽しく書いたし、大変だったところはちゃんと大変だったと書いたし、自分が感じたこともそのまま盛り込んだ。
もちろん、すでにこの展覧会が多くの人に取り上げられ、各所で議論が巻き起こるトピックになっていたことは知っていたので
「こうも水筒・虫かご・虫あみ担いだ無敵のテンションで発信しちゃって大丈夫かしら」
と若干心配した。しかし、私の中の全力少年は、ぶっちぎりでゴーサインを出した。
結果として、予想をはるかに超えて多くの方に読んでいただくことができ、ポジティブな反応もたくさんいただけたので、ほっと胸をなでおろしている。盗んだ作品の作者、yang02氏にも届いて、素敵な反応もいただいた。ああ書いてよかった。
さて、ここまで割と大人なテンションしとやかに所感をお伝えしたが、私の心の中の全力少年は歓喜で猛り狂っている。やっぱり、情熱を注いで書いたコンテンツが広がったり、誰かに褒められたりすると、すっごい嬉しいものだ。
このブログの他の記事もご覧いただけたらわかると思うが、私は普段からアホなことを全力でやっている。
「平凡な人間が非凡の世界に近づくためのヒントは、全力で熱を注げるエネルギー源を見つけることにある」
という仮説の元、私にとって熱を注げる「アホな所業」を火種に、平凡と非凡の間にある「ふ凡の階段」を上っているのだ。
今回の泥棒も、最初はアホな所業の1つとして全力で取り組み、「アホだねぇ」と笑ってくれる人が幾人かいればいいな、くらいのテンションで臨んだ。
それが、自分でも「フィクションか?」と思うほどドラマチックな体験になったのだから、マジで人生何が起こるかわかんないもんである。
泥棒のほっかむりを脱いだ後は、またいつもと変わらぬ、地道なふ凡の道が続いていることだろう。
それでも「アホな所業が思いがけずドラマになることもある」と証明できたことは、非常に大きな収穫だった。
次のドラマを探して、引き続きアホな所業に取り組んでいきたい。
(ふ凡社鈴木)
赤瀬川さんたちHRSの活動を彷彿とさせてくれました。懐かしくも新しい元気をありがとうございました
末田健様
読んでくださってありがとうございます。赤瀬川さんのHRS、私は存じ上げず、知りたいなと思った次第です。赤瀬川原平氏のことでしょうか。
HRSとは何なのか、調べてみようと思います。ありがとうございます