ピンチを乗り切るライティング講座 「完全アウェーな取材でもそれなりの記事を書く方法」-カリスマ腐女子の誕生会編-

 

 

“カリスマ腐女子”が誕生日をプロデュース! 「みきぽ生誕祭」レポート

 

 

 

2019年3月24日、都内でカリスマ腐女子・みきちんぽぽ氏(以下、みきぽ氏)主催のアニバーサリーイベント「みきぽ生誕祭」が開催された。

 

みきぽ氏が今年で30歳を迎えたことを記念して、オフ会も兼ねた誕生会としてプロデュースしたイベント。全国各地から27人の腐女子・腐男子が駆けつけ、同氏の生誕を祝った。

今回ふ凡社編集部は、特別に許可を得て取材の機会を得た。当日の様子をお伝えする。

 

三十路突入記念とオフ会を兼ねたイベント

 

 

みきぽ氏は、学生時代から腐女子として二次創作活動に携わり、Twitterでのフォロワーは3000人以上にのぼる、“カリスマ腐女子”だ。ファンは、畏敬と親しみを込めて、彼女のこと「強い腐女子」と呼ぶ。

 

「本日はお越しいただきありがとうございます。こんなにたくさんの人が集まるとは思っておらず恐縮の至りですが、皆さん今日は楽しんでいってください」

 

イベントは、みきぽ氏の開会宣言とともに幕を開け、参加者は歓談やレクリエーションを通じて親交を深めた。

会場には、特撮俳優の写真集を開いて互いにもだえる人や、パンフレットを手に、他の参加者に“推し※”を「布教」する人などが見られ、それぞれが愛する作品やジャンルについて熱く語り合った。

 

※特に熱心に愛を注ぐキャラクターや作品・人物のこと

 

パンフレットを眺めながら、熱く語り合う参加者たち

 

 

Twitterを通じてみきぽ氏のファンになったという女性参加者は、同氏について

 

「みきぽさんは、幅広いジャンルについて知見があり、それを肯定的な見方で紹介・発信しているところが素敵だと思います。私自身、『みきぽさんが紹介しているから、自分も作品を読んでみよう』と思うことがたくさんあります。自分の好きなジャンルを持ちつつ、色んな裾野を受け入れる姿勢がとても好きです」

 

と語る。彼女のコメントから、みきぽ氏が広く支持されている理由を垣間見た。

 

「腐の色」全開!抱腹絶倒のレクリエーションタイム

 

腐のワードが飛び交う白熱の椅子取りゲーム

 

歓談タイムの後は、みきぽ氏によるシャンパンタワー披露や、バースデーケーキ入刀、イス取りゲーム、ビンゴ大会といったお楽しみコンテンツが次々行われた。

 

椅子取りゲームでは、

 

・「テニスの王子様※」で人生を狂わされた人

・歴史ジャンルにハマった結果、関連資料を読み漁ったことがある人

※許斐剛氏原作の人気テニス漫画

 

といったオタクならではのお題が次々と飛び交い、大いに盛り上がった。中でも

 

・男の友達(3次元)を(妄想で)カップルにしたことがある人

・推しの(キャラクターの絵を描くとき)関節に乳首っぽいトーンを貼ったことがある人

 

といった際どい?お題が飛び出すと、会場は爆笑に包まれた。その後の催しも“腐の色”全開で、参加者全員が心行くまでイベントを楽しんだ様子だった。

 

みきぽ氏への寄せ書きにイラストを描く参加者も

 

「29歳の時、仕事で忙しい日が続き、『もっとちゃんと腐女子の活動がしたいな』と思って、1年後にこの会を開くことを決めました。おかげでこんなたくさんの人が集まってくれて、とても嬉しいです。口で言うより1000倍嬉しく思ってます。皆さんと知り合えたこと本当に幸福に思います。本日は本当にありがとうございました」

 

最後にみきぽ氏が感謝の辞を述べ、生誕祭は大盛況に終わった。

普段生活している中では、なかなか触れる機会の少ない「腐の世界」を知ることができる、非常に貴重な会だった。今後も“強い腐女子”こと、みきぽ氏の活躍から目が離せない。

 

(ふ凡社編集部)

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