ふ凡の誕生

 

ふ凡社代表取締役KFC(Ketcup Fantastic Cookie)の鈴木です。

 

ブログ開始に当たり、私が何者であり、なぜ「ふ凡」という言葉に至ったか、お伝えする回にしようと思う。

 

まずは、ビジュアル。下の写真をご覧いただきたい。

 

 

 

これは、今年5月くらいに撮影した私の宣材写真。

プロに撮影を依頼したが、「ポーズ変えてみよっか!」の引き出しが無さ過ぎて空ばかり見上げていた結果、「昼休みに退職を決意した会社員」みたいなポラロイドが大量に届いた。大変困った。とにかく持て余しているから、折に触れてここで掲載していきたいと思う。DLして、商用利用していただいても構わない。

 

続いて中身。私は普段、とある媒体で編集の仕事をしながら脚本を書いたり小説を書いたり役者をやったりしている。

なんでこうなったか、産まれてから今日に至るまでの経歴を絵日記形式で紹介しようとも考えたが、計算するとjpeg画像が9816枚必要になるので断念。コンセプトをふわりと伝える程度に留めたい。

 

(出典)MIYATA

 

 

私の人生の大きな目標は

 

「文化芸術の世界で花を咲かせて、名を成すこと」

 

である。歌手なら歌、画家なら絵、役者なら演技。文化芸術の世界で、自分の技一つで世を渡る人たちに心の底から憧れる。そんな人になりたいと思う。どうやったらなれるだろうか。

 

この世界で「非凡」な存在は、たいてい何か一つの芸を極めている。最近は演技もやれば歌もやれば小説も書いちゃうマルチな活躍をする人も注目されているが、そんな人たちも、まずは一つのジャンルで多くの人を魅了する成果を作って、そこを足掛かりに領域を広げていくパターンが王道ではないか。

 

ひるがえって私の場合、やりたいこと、好きなことが多すぎて武器を選べない。「やりたいこと やったもん勝ち 青春ならWow Wow」と、光GENJIを信じてあれこれ手を出している内に、四半世紀が過ぎてしまった。

 

結果何が起きたかというと、

 

「何をやってもそこそこ出来るが、突出しない人」

 

が誕生したのである。色々な種を蒔いてみて、色んな芽がちらほら土から見えてはいるが、花が咲きそうかと言われるとうーん。私が何かを作るたび、幸い周りの人は、「面白いね」と言ってくれる。温かい言葉に救われる一方で、「同じようなことをやっている人は星の数ほどいる」と思ってしまう自分もある。

 

となると、やはり突出した成果を生むには、何か一つを腰据えて磨いたほうが良さげな感じがする感じ。やるべきことはもう見えているではないか!

 

「よし!じゃあ今から何か一つ選んで極めるぞ!Wow Wow」

 

と…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はならないのが私。

 

 

 

 

色々やってみて気が付いたのだが、↑この男は一点集中型の努力に向いていないのだ。極太の一本柱を丹念に育てるより、細かな柱が入り組んで良く分らないけどなぜかバランスが取れている謎の違法建築を組み上げていきたい。そんなスタイルなのだ。

 

結果、たどり着いた答えが「ふ凡」。

 

あるかどうかも分らない才能を信じてやみくもに進むのではなく、「ふ凡の階段」をテケテケと登って、非凡の世界にどこまで近づけるかやってみよう。これが私の生きる道である。いい感じ。

 

そうと決まれば、後は引き続き、常に何かしら文化芸術的なサムシングを作っている状態をキープすればいい。が、「一人でやるとすぐ動かなくなっちゃう」のがふ凡人の困った特性である。エネルギー回路が並列つなぎなもんだから、一個一個の動力が弱いのだ。

 

今までは、家に籠って、一人何かを生み出して、いつか誰かの目に留まればいいな、というスタンスでいたが、そんなことをしていたらいつまで経っても先に進めないとようやく気付いた。広く人と交わって、社会との関わりの中で作るほうがいい。

 

このブログも、一人で好き勝手なことを書いているだけでは49日くらいで止まってしまうだろう。書を捨て街に出て、ふ凡ネットワークを広げながら、エネルギーが循環する仕組みを作り上げるのだ。

 

第一弾として、色んな世界で活躍するふ凡人たちにその生き様を聞くインタビュー企画、名付けて

 

「ふ凡大陸」

 

始動で御座います。

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