TUBEの夏歌は結局、何曲あるんだろう?
先に掲げた夏歌選定基準にのっとって、曲の振り分けが終わった。
詩の分析はごり押しでいっちゃおう!
夏歌の割合が分かったところで、詩の分析に取り掛かる。
まずTUBEの夏歌の中で頻出するワード・フレーズを洗い出す作業から。やり方としては、各曲の歌詞を短いフレーズに分解・集計して50音順に並び替え、多い順に記録していけばよいはずだ。
この手の大量の文字データを集計するのにテキスト解析ソフトなんかを使う手法もあるみたいだが、残念ながら私にはこれらのハイテク機器を使いこなす力は無い。かくなる上はどうするか。
手打ちだ。エクセルに手打ちするのだ。
夏の自由研究ということで、技術や知恵はないがやる気だけはいっぱいの小学生よろしく、泥臭くいこうではないか。
分解の線引きも悩ましい
分解のやり方は以下の通りである。
”湘南で見た葦簀の君は”
TUBE『あー夏休み』より
というフレーズなら
という感じで区切っていく。
品詞単位で区切ると、細かくなりすぎて集計する時に訳が分からなくなっちゃうことが予想されるので、文節単位を基本に「どこで一区切りとするか」についてはこちらの匙加減で判断することにした。
また、同じ歌詞の中で重複している言葉(繰り返しのパートなど)は除いた。英語などの外国語については、日本語と違って区切りが難しいので、フレーズで切り分けて集計することに。
あとはこれを250曲分やるだけ。だけ。
やり方はいたって泥臭くシンプルだが、作業に突入するとここでもまたさまざまな迷いポイントが発生。
例えば『あー夏休み』の中に登場する“オオカミboy”という言葉を「オオカミ」と「boy」で分けるか、「オオカミboy」という明らかにこの歌にしか登場しない固有名詞とするかどうか、といった具合。
250曲分の歌詞を手打ちするだけでも相当な時間がかかるのに、上記の細かな迷いを抱えながら、時に立ち止まったり、時に分解の基準を変更して記録を修正したりといった作業も加わって、歌詞の分解は困難を極めた。
悪戦苦闘しているうちに、TUBEと過ごした1年目の夏が終わった。
TUBEの夏歌の記事なんだから、夏が終わるまでにリリースしないと意味がない。つまり、夏が終わればタイムアップなのだ。
ここにきて「大変なネタに手を出してしまったかもしれない」と思いながら、調査を翌年に持ち越すことにした。
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はじめまして。
いや~、素晴らしい!感慨深いですねえ。
永久保存版にしたいですね。こりゃ。
最後の歌詞なんて、そのままいただきましょうか、なんて、ほんとTUBEそのものですわ。
2022年9月3日のハマスタライブ、どこかで観てるんでしょうなあ。
いや~、読み応えありましたね。
最高です!
あ、私もTUBEファンでございます。
おきた様
コメントありがとうございます!最後の歌詞は「ファンの方から見たらお粗末なものかもしれない」と半ば恐れながら作ったので、そう言っていただけて本当にうれしいです!ハマスタライブを前にドキドキが止まりません
TUBEファンです。
研究(宿題)読ませて頂きました。
TUBEファンとしてはとても興味深い内容でした‼️
本当に大変な作業だったと思います
実際に曲自体を聴いてどう感じたか…気になる。
私も野外参加します
一緒にライブ楽しみましょう❣️
夏子様
コメントありがとうございます!CDを聴いただけで感動に打ち震えているので、いきなりLIVEに行って心は耐えられるだろうかとやや心配なくらいです(笑)夏子様も行かれるとのこと、楽しい時間になること祈っています!
ふ凡社さま
昨日朝こちらにたどり着き食い入るように読みました!三年ですか!お疲れ様でした!
きっとTUBEのメンバーさえも気づいていないだろう考察。なかでも【TUBE節】にはうなずきながら拝見しました~
明日は三年ぶりね横スタです(^-^)お互いに楽しみましょう~
うさお様
コメントありがとうございます!読んでくださったファンの方からも「TUBE節」について共感の反応いくつかいただいていまして、やっぱりファンの方もなんとなく「TUBE節」の存在を感じていた方がいらっしゃったのだなと思いました。LIVEにも行かれるとのことで、一緒に楽しめると良いなと思います!
ふ凡社 鈴木様
はじめまして!シェアさせていただきました牛島です‼️
チューブから来ましたが口紅平家物語やらクルトンやら、底なし沼な世界なのでこれから楽しみに拝読させていただきます!
9/3楽しみです!
牛島様
コメントくださり、またシェアもしていただき感謝申し上げます!
他の記事にも興味を持っていただけたこと大変うれしく思います。好奇心に任せて変なことばかりやっているブログではございますが、よろしければ今後ともどうぞよろしくお願いします!
感動しました。
明日(9月3日)、横浜スタジアムにてお会いしたいですね。
お作り頂いた「TUBEっぽい詩」は本当にTUBEっぽい感じがしましたが、何故か頭に浮かんでくるフシがワンサカ娘の「レナウンの唄」だったりして、もうそれ以外思いつかなくなってしまった(笑)。
今後のご活躍をお祈り申し上げます。
TUBEの歌詞についての考察は、過去に「夏」や「海」などの言葉に注目したものはあったものの、あの夏~系のものを夏の歌とするかや、言い回しについて扱うものは初めて拝見しました。
大変な作業だったと思われます。お疲れさまでした。
ところで、『Purity~ピュアティ~』は1997年の楽曲です。
お節介ですみませんが訂正していただきたく思います。
ぜひこれからは、歌詞だけでなく前田亘輝のボーカルとメンバーのサウンドが一体となった楽曲をお楽しみください。
サマー・ボーヤ様
コメントくださりありがとうございます!また、『Purity~ピュアティ~』のリリース年が間違っていたこと、大変失礼頂きました。修正いたしました。ご指摘いただき有難うございます!
これから、記事の答え合わせをするような気持ちで、TUBEのサウンドを楽しみたいと思います!
すごい研究レポートです!
お疲れ様でした。
TUBEファンでもなかなかここまでできないと思います。
横浜スタジアムライブの感想も、どこかで書いてください。
酒林朱夏様
コメントくださりありがとうございます!
スタジアムライブも本当に素晴らしく、改めて感想を追記させていただきました。こちらも機会あればぜひご覧いただければと思います!
はじめまして。
とっても感慨深いレポート、拝見しました。
私より全然ファンになってませんか?(o^-^o)
いつか私たち仲間とも交流を持っていただけると嬉しいです。
もう、みんな会えるのを待っています
ライブも参加して楽しめたようで一緒に感動してくださってるようで嬉しいです